News

NEWS・お知らせ

学生生活

さくらサイエンスプログラムで台湾師範大学の学生を熊本大学に招待しました!

さくらサイエンスプログラムで台湾師範大学の学生を熊本大学に招待しました!

 2025年11月8日(土)~14日(金)にかけて、科学技術振興機構が実施する「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」の一環として、台湾師範大学から学生7名と引率教員1名の計8名を熊本に招き、交流を行いました。
 本プログラムは、連携する熊本県立大学にもご協力いただき、3大学の学生同士の交流を深めることができました。
 以下に、1週間の活動の様子をご紹介します。

【活動スケジュール】
11月8日(土):来日、オリエンテーション
11月9日(日):①阿蘇地域の見学
11月10日(月):②1年生科目「プレゼンテーション実習」参加
        ③五高記念館・熊本城見学
11月11日(火):④2年生科目「DSゼミナールⅡ」参加、半導体セミナー、研究紹介
11月12日(水):⑤クリーンルーム見学、研究室交流
        ⑥熊本県立大学での交流・グループワーク
11月13日(木):⑦熊本先端技術企業展示場見学、半導体関連企業見学
11月14日(金):⑧クロージング、帰国

①阿蘇地域の見学
 熊本大学・熊本県立大学の学生とともに阿蘇地域を訪問。熊本地震震災ミュージアムでは震災の被害状況を学び、昼食にはそば打ち体験を通じて交流を深めました。白川水源では半導体製造に欠かせない水資源について確認し、阿蘇火山博物館では自然と半導体技術の関係について再認識しました。
 

②プレゼンテーション実習への参加
 熊本大学情報融合学環の1年生が、熊本の半導体製造業・グルメ・観光・歴史・大学情報などを英語で紹介。台湾師範大学の学生も自身の研究分野を英語で発表し、質疑応答も英語で行うなど、グローバルな交流が実現しました。
 

③五高記念館・熊本城見学
 地震からの復興の様子を学び、熊本城では、天守閣からの景色に感嘆の声が上がりました。

④ DSゼミナールⅡへの参加・半導体セミナー・研究紹介
 AIカメラを用いた演習を熊本大学2年生とともに実施。午後は先端半導体セミナーに参加し、研究室からの研究紹介では活発な質疑応答が行われました。
 

⑤ クリーンルーム見学・研究室交流
 半導体製造に関する設備を見学。台湾師範大学には同様の施設がないため、多くの質問が寄せられ、盛り上がりました。AI関連研究室との交流では、研究内容を共有し、理解を深めました。
 

⑥ 熊本県立大学での交流・グループワーク
 3大学の学生とともに交流を実施。堤学長からのご挨拶の後、大学院生による研究紹介、ドローンのプログラミングや3Dデータ作成の演習を通じて交流を深めました。
 

⑦ 熊本先端技術企業展示場見学、半導体関連企業見学
 熊本空港にある展示場でワークショップを実施。日本企業の技術に触れ、将来の進路について考える機会となりました。また、半導体関連企業の見学では、製造工程の説明を受け、半導体の多様な用途について学びました。
 

⑧ クロージング・帰国
 1週間の活動を振り返り、修了証を授与。台湾へ帰国しました。
 

 今回のプログラムは短期間ながらも、3大学での非常に有意義な国際交流の機会となりました。今後もこのような交流を継続していく予定です。

一覧へもどる

関連記事

BROCHURE DOWNLOAD